ごあいさつ
遊ぶ人のこころを短時間で虜にしたい。
その思いは、私たち辰巳電子工業の礎そのもの。
昨今、生活に必要不可欠な衣・食・住・遊において、流行や市場のニーズが目まぐるしく変化しています。消費者がいつの時代も思い続けてきた”必要なモノ”よりも”楽しめるもの”を追い求める気持ちが、市場の新陳代謝を活発にしているのです。だからこそ、私たち辰巳電子工業では、創業以来、”多くの人を短時間で楽しませ、もう一度遊びたくなる商品”をコンセプトに、様々な仕掛け・技術・アイデアで数多くの商品を開発しつづけてきました。
私たちは「遊ぶ人のこころを短時間で虜にしてしまいたい」という思いから、現在の主力商品であるプリントシール作成機の開発を続けています。しかしこれは思いの一貫。常に慢心することなく、「培った技術を存分に発揮して、ふと立ち寄った人のこころを惹き付ける商品企画とはなんだろう?」と常に考えています。流行や市場のニーズだけを追うのではなく、全く新しいひとときの感動や興奮、驚きを提案すること。そして、”仲間と共有する時間”や”時間を忘れてしまう楽しさ”といった付加価値を向上させる商品企画を目指しています。私たちの基本姿勢と独自の技術開発力を培う熱意は、価値のある商品を礎とした非日常的な遊びの提案を支えるとともに、新たな商品カテゴリーの創造、既存領域の枠にとらわれないアミューズメントの明日へとつながっています。
代表取締役社長 辰巳 聡
当社が制作してきた幻の名作ゲームの数々。
私たち辰巳電子工業は、1984年に業界初の3画面マルチスクリーンシステムを採用し
一世を風靡したレースゲーム第一弾「TX-1」を企画開発。
ゲーム 機市場に参入して以来、名作と呼ぶにふさわしい数多くのゲ−ム機を送り出してきました。
さらに数年後、当時のゲーム機の主流とされた2次元システムから3次元システムへの転換期が。
辰巳電子工業では、流行を見据える一方で、これまでにない楽しさを創造するために
先進的な高速画像処理による手相解析技術を 駆使した体験型占いゲームを開発。
1995年7月にプリントシール機の先駆け、”プリント倶楽部(プリクラ)”が登場しブームに。
そのわずか数年後には培った独自の電子技術と開発力を生かして
トレーディングカードとしてプリントできる商品を開発。
他社には真似のできない画質の良さを誇り、当時のプリントシール機とは一線を画す商品を発表しました。
その後も、プリントシールコミュニケーションサイトと連動させるなど
画期的なプリントシール機を発表しています。
これまで取り組んできた商品開発に見られるように
辰巳電子工業は、新しい楽しさを次々とカタチにしていきます。
※「プリクラ」「プリント倶楽部」 は、株式会社セガの登録商標です。
Company History / 沿 革
1970年
08月
辰巳電子工業株式会社を設 立(資本金300万円)。
1974年
04月
辰巳電子工業株式会社の資本金を1200万円に増資。
1982年
07月
辰巳電子工業株式会社の資本金を2400万円に増資。
1983年
10月
アメリカ、ヨーロッパにコンピュータグラフィックス技術を輸出する。業界初、マルチスクリーンドライブシミュレーター「TX-1」を発売。以後、各種ドライブゲームを発売。
1984年
07月
辰巳電子工業株式会社の資本金を3000万円に増資。
1986年
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3Dフライトシミュレーター「ロックオン」を発売。
1986年
10月
コンピュータグラフィックス、アメリカをはじめ諸外国7カ国へ海外特許取得。
1992年
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本格的格闘ゲーム「ビッグファイト」を発売。
1997年
04月
独自の画像認識技術により、手相占い機「人生体験マシーン・どうし手相なるの?」を発売。
1998年
08月
オリジナルトレーディングカード作成機「Lovegety STATION」を発売。
2001年
08月
業務用プリントシール機の開発・販売の開始。
2007年
10月
プリ画像ダウンロードサイト「デコピカ」をオープン。docomo・ソフトバンク・auの3キャリア対応。
2010年
09月
iPhone/Androidアプリの開発・販売の開始。
2011年
10月
新社屋完成。
2011年
10月